※制作中・内容は随時更新していきます!
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Universal Design in IT Industry
IT業界におけるユニバーサルデザイン
UD(Universal Design)とは
ユニバーサルデザイン(Universal Design)は、全ての人が利用しやすい製品やサービス、環境をデザインする考え方です。
この概念は1980年代にアメリカでロナルド・メイス博士によって提唱されました。
年齢や性別、国籍や言語などの違いを超えて、誰もが使いやすい製品やサービスを目指すものです。
彼はポリオの影響で車椅子を使用していましたが、障害者特有のニーズに対応するのではなく、全ての人が使いやすいデザインを目指すべきだと考えました。
例えば、自動ドアは歩ける人も車いすの人も、ベビーカーを押している人も、誰もが利用できるようにデザインされています。
これがユニバーサルデザインの典型的な例です。
ユニバーサルデザインは、ただ障害を持つ人や高齢者だけでなく、すべての人が快適に使えるようにすることを目指しています。
そのためには、製品やサービスの設計段階から、多様なユーザーのニーズを考慮する必要があります。これは、私たちが日常で使う家電製品や公共施設、ウェブサイトなど、あらゆるものに適用される考え方です。
[License of SILKY.LABO.]
大学で人間福祉を専攻していたので、人間福祉学士と、社会福祉主事任用資格(ケースワーカー)という資格を所有してます。
ユニバーサルデザインの単位はもちろん取得しました!
私はメイス博士の〝全ての人が使いやすいデザイン〟という考え方が大好きです。
そして、ユニバーサルデザインって、とてもセンスが良い素敵な作品ばかりです!
後程項目を設けていますが、〝音声入力〟の技術はまさにそれ!だと感じてます。
〝グッドデザイン賞〟もユニバーサルデザインの原理を取り入れた作品が多い事で知られています。
Good Design Award
グッドデザイン賞は、ユニバーサルデザインの理念と非常に密接な関係があります。
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の制度であり、60年以上にわたりデザインによって暮らしや社会をより良くしていくための活動を行っています。
この賞では、単に製品の美しさや機能性だけでなく、人々の生活を豊かにするためのデザインが重要視されています。
そのため、受賞される製品やサービスの多くは、ユニバーサルデザインの観点からデザインされており、すべての人が使いやすいことが評価されています。
審査においては、人間的視点、産業的視点、社会的視点、時間的視点という4つの視点から、デザインが「くらしを、社会を、豊かにしうるか」という視点で評価されます。
これにより、ユニバーサルデザインの原則に基づいた製品やサービスが顕彰されることになります。
グッドデザイン賞は、ユニバーサルデザインを推進する上で重要な役割を果たしており、デザインが持つ社会的な意義や価値を広く伝えるためのプラットフォームとなっています。
Universal Design in IT Industry
IT業界におけるユニバーサルデザイン
IT業界では、ユニバーサルデザインの考え方は、ソフトウェアやウェブサイト、アプリケーションなどのアクセシビリティを高めるために重要視されています。
例えば、視覚障害者がスクリーンリーダーを使って情報を得られるようにする、聴覚障害者が字幕を利用できるようにするなど、多様なユーザーが同じサービスを利用できるように配慮されています。
実際に導入された例としては、富士通グループが「ICTのユニバーサルデザイン」を推進しており、ATM機器などにユニバーサルデザインを取り入れています。
これにより、誰もが使いやすい製品を提供しています¹²。また、三菱電機が開発した「しゃべり描きアプリ」は、耳が不自由な方や訪日外国人客とのコミュニケーションを支援するために作られ、多言語翻訳や画像貼り付け、お絵かき機能を備えています。
これらの例からわかるように、ユニバーサルデザインはIT業界において、より包括的でアクセスしやすい製品やサービスを提供するための重要な原則となっています。
今後も技術の進歩とともに、さらに多くのユニバーサルデザインが導入されることが期待されます。
From Keyboard input to
Voice input
キーボード入力から音声入力へ
音声入力の技術は、私達が今日当たり前のように使っているスマートフォンやAIアシスタントにとって、不可欠な機能です。
この技術の歴史は、1950年代に遡ります。
当時はまだインターネットもなく、テレビも白黒だった時代。
そんな中で、人間の声を数値化し、それをコンピュータが理解できる形に変換する研究が始まりました。
そして、1960年代にはIBMが「Shoebox」という世界初の音声認識計算機を発表し、音声で計算を行うことができるようになりました。
1990年代には、音声認識技術がゲームやカーナビで活用され始め、私たちの生活に少しずつ溶け込んでいきました。
そして、2011年にはAppleがiPhone 4SにSiriを搭載し、音声認識技術は一気に身近なものとなりました。
今では、スマートフォンやスマートスピーカーに話しかけることで、天気予報を聞いたり、音楽を再生したりすることができるようになっています。
音声入力技術とユニバーサルデザインは、どちらも私達の生活を豊かにし、便利にするための重要な要素です。
技術の進歩と共に、これらはさらに進化し、私達の未来を形作っていくことでしょう。
音声入力で有名なサービス
Google Cloud Speech-to-Text
Googleが提供する音声認識サービスで、高い正確性とリアルタイム認識が特徴です。
多くの音声ファイル形式をテキストに変換できます。
Amazon Transcribe
Amazon Web Servicesが提供する音声認識サービスで、精度の高い音声認識が可能です。
Siri
Appleのデバイスに組み込まれている音声認識アシスタントで、日常の質問に答えたり、デバイスを操作したりすることができます。
Alexa
Amazon Echoなどのデバイスで利用できる音声認識アシスタントで、音楽の再生やスマートホームの制御などが可能です。
Watson Speech to Text
IBMが提供する音声認識サービスで、ビジネス向けに多様な機能を提供しています。
Nuance Recognizer
Nuance Communicationsが提供する音声認識ソリューションで、特に医療や顧客サービスの分野で利用されています。
AmiVoice
アドバンスト・メディアが提供する音声認識ソフトで、日本語の音声認識に強みを持っています。
これらのサービスは、音声をテキストデータに変換する技術を用いており、日常生活やビジネスの様々なシーンで広く活用されています。
音声入力の技術は進化を続けており、今後も新しいサービスが登場することが期待されます。