Digital Dialogia
Conexus Educosensiva
( ディジタル・ディアロギア・コネクス・エドゥコセンシーヴァ )
デジタル感性教育をめぐる共創の接続点
✦ 行政・教育機関のみなさまへ
**子どもたちのまなざしに、優しくITが寄り添う未来へ。**
現在、Tech Creativa~大人のためのITワークショップ/感性教育・創造型ワークショップ~を中心に活動を行っております。
しかし将来的には、公教育の現場とも対話を重ねながら、学校教育とITのあいだにある
“言葉にならない違和感”を、そっと編み直していけたらと考えております。
「ITの技術」を教えるのではなく、
「技術が人にもたらす時間や、役割のデザイン」を考える感性を育むような学びを。
現在は構想段階ではありますが、教育現場・行政機関との共創的な連携に関心を寄せてくださる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。
静かな余白に、少しずつ灯をともすように。
その日が訪れるまで、私たちは今日の対話を大切に育ててまいります。
📩 教育関係者・行政機関の皆さまからのご相談・ご連絡は、[専用フォーム]より随時受け付けております。
Digital Dialogia Conexus Educosensiva
それぞれのラテン語の意味
- **Digital**|ディジタル(現代語:デジタル)
- **Dialogia**|ディアロギア
→ 複数の対話・思考的会話(dialogueの語源)
- **Conexus**|コネクス
→ 結びつき、連携(connectと同源)
- **Educosensiva**|エドゥコセンシーヴァ
→ *educare(育てる)+ sensus(感性)* を融合した造語表現
全体の意図された意味
「デジタル領域における、感性を育てる対話とつながり」
または「感性に根ざした学びの対話的つながり」
IT人材育成の本質は、
「好きな子を早く知ってあげること」
「こんな仕事があるって、誰かが中学生の私に言ってくれてたらなあ」
そんな“時間差の損失”をなくすために、義務教育段階で「ITの世界観・職種像・価値観」を示す事が重要です。
英語の勉強だって、「将来留学したい」があるから頑張れるように、
ITも「こういう職業や人たちがいる」がわかって初めて、意味が自分にリンクしてくるんですよね。
✦「手が動かなくても、脳と心がひらける時代」
“WebデザインソフトやMacを操作できなくても、AIビルダーでWebサイトを立ち上げている”
この事実が示しているのは、今後のIT人材に必要なのは「ツールを使える人」ではなく、
「価値を編集できる人」だということ。
行動を最適化する人より、意味を再編集できる人へ。
✦ では、何を子どもたちに届ければいいか?
「IT業界=タイピング+数学」ではないという再定義
“サービスを設計する視点”としてのITILやSLAの簡易化導入
得意・不得意より、“どこに立って支えるか”の職種観マッピング
✦ いま急ぐべき行動は?
1. 「IT教育=事務スキル」からの脱却を、わかりやすく発信する
2. 「こういうIT人材が、現場で求められている」リストを可視化する
3. プログラミングができなくても貢献できるIT的感性を共有する
*“時代の読解力”としてのIT教育の見直しを突きつけてしまう様ですが。。。
「ITとはExcelの関数を使えること」
—この幻想のままでは、未来の職業観も感性も育ちません。
✦ なぜ“IT教育”がズレているのか?
実際、教育現場で言われている「ICT活用」や「デジタル推進」は、
✅ 授業スライドを作る
✅ 児童のレポートをタブレットで確認
✅ アンケートの集計に表計算ソフト
——という“教務支援レベル”が中心の様です。
これから育てるべきIT人材とは?
「プログラミング以外の知識や視点を持つ事」
ただのコード力ではなく、
- “情報と人と場”をつなぐ設計力
- 業務とデジタルを架け橋で結ぶ翻訳力
- 技術の背景や文化的倫理を捉える感性
“支える力と繋ぐ力”のある人材を重視すべきと考えています。
IT人材の未来は、プログラマーだけではありません。
今、私たちが直面しているのは「誰がITを教えるのか?」という問いだけではありません。
「どんな感性を育て、どんな未来を共創できるか」という問いでもあります。
中学生や高校生が、自分の進路や社会との関わりを模索し始めるこの時期に、"プログラミングが得意でなくても、ITの世界で活躍できる可能性がある"と伝えること。それは、学力や技能の枠を越えた、自己発見と未来設計の支援にほかなりません。
TechCreativaでは、感性や創造性、そして文化的背景に光を当てた学びの在り方を探究しています。
これまでの「一方向的なIT教育」ではなく、「共感と探究の循環」を軸とした教育の新しい接続点を築いていく。
その一環としてこのWebページを制作いたしました。
お忙しい日々の中でこそ、こうした"もう一つの可能性"に目を向けて頂けたらと思います。