Vita Ludens ArsDigitalis Creativa

(ヴィータ・ルーデンス・アルス・ディジタリス・クレアティーヴァ)

感性とテクノロジーで、私の未来をデザインする



 Vita Ludens ArsDigitalis Creativa 
 意味(文章による解釈)  
"創造的なデジタル表現を遊びのように探究する人生"を意味する言葉です。 
Vita(ヴィータ) … いのち、人生、生き方   
Ludens(ルーデンス) … 遊ぶ、プレイフルな存在   
ArsDigitalis(アルスディジタリス) … デジタルの技術や芸術
(“ars=芸術/技”と“digitalis=デジタル”の造語)   
Creativa(クレアティーヴァ)… 創造的な、感性によって生まれるもの 
  

このプロジェクトネームには、Z世代を代表とする若い世代のみなさんが、 
「デジタル機器を、日常的に使う」だけではなくて、 
「テクノロジーを活用して、自分の世界を創造していく。自分の感性を創り上げていく。」 
そんな能力を、自分らしく育てて欲しい!という想いが込められています。 
   
ゲームみたいに遊ぶ中で、感じて・考えて・表現する。   
そんな学びを通して、自分のセンスやアイディアが未来や社会とつながっていく。   
それが「Vita Ludens ArsDigitalis Creativa」 
──あなた自身の“感性×デジタル”の可能性を、自由に広げていける場所です。 

Ludens Map

(ルーデンス・マップ)   

「自分の感性や言葉で描く“未踏のルート”」

 

Iter I. Sensus Prima

(センスス・プリマ)   

初めての感性 

自分の「感じる力」を見つめる事で、“気づく目”が育つ。
 

✨日常の中の「なんか変」「これ、いいかも」といった小さな気づきを大事にする事で、観察力や直感力が育ちます。   

✨見えない空気や他人の気持ちにも敏感になる「感性のアンテナ」が高まっていきます。 


 Iter II . Cogitatio Quotidiana

(コギタティオ・クオティディアーナ)   

日常のデザイン思考 

身近な困りごとを「工夫」で変える力が育つ。
 

✨文房具が使いにくい? それ、デザインの出番です。   

✨他の人の立場に立って考えてみると、「どうすればもっと伝わるか」「助けられるか」が見えてくる。   

✨つまり、共感する力+アイデアを形にする力が伸びていく事。 

 

Iter III. Signum Affectiva

(シグヌム・アフェクティーヴァ)   

こころの印(しるし)としてのブランド 

意味を創る力、そして“誰かに届ける”感覚が育つ。(=ブランディング) 
 

✨「このロゴ、なんか心に残る」   

 → それは見た目だけじゃなく、物語や信頼、共感がこもっているから。   

✨ 自分の想いを“伝わる形”にデザインする力=社会とのつながりを築く表現力へとつながります。 

 

 Iter IV .Verba de Me

(ヴェルバ・デ・メー)   

私の“好き”と言葉たち

自分の軸=“私らしさ”を発見する力が育つ。 

✨「なんか好き」を「なぜ好きか?」と考える事で、自分の価値観や感性の地図が見えてきます。   

✨これは将来、進路を考える時や、自分の強みを発信する時の原点になります。  

 

 Iter V .Epistula ad Futurum

(エピストゥラ・アド・フトゥールム)   

未来への手紙

想像力と自己対話の力が育つ。 

✨手紙を書く事で、過去・現在・未来の“わたし”と向き合う力が深まります。   ✨時間を越えて自分を励ますこの体験は、選択に迷ったときの“心のコンパス”になるはずです。 


 

《Iter – 旅路》意味:旅・道のり 

このLudensMapでは、各章を「Iter(イテル)=旅の道しるべ」と呼んでいます。     

実はこの言葉、ITサービスの設計や運用の専門資格「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)」の語感からヒントを得たもの。   

   

ITILは、社会でITを“しくみ”として支える考え方。   

そしてLudensMapの *Iter* は、**感性と創造で“じぶん”をつくる旅路**。   

違うようで、実はどちらも「人のために、考えて、動かす仕組み」を探る冒険です。   

   

いつかITやデザインの道を選んだ時に、   

「あ、あの地図の言葉だ」と思い出してもらえたら嬉しいです。 

 Iter I.Sensus Prima ― はじめての感性 


「“わたし”が感じていることって、ちゃんと“わたし”のものだったんだ。」 

  

日常の中でふと立ち止まる瞬間。   

空がきれい、鳥の声がいい感じ、カフェの匂いが落ち着く。   

その「いいかも」「なんか好き」は、あなたにしかない“感じ方”のかけら。 

  

この章では、まず最初の地図のピースとして、   

「感じる」ってどういうこと?をゆっくり考えてみます。 

  

 

感性は、世界とつながる“秘密の窓” 

  

言葉になる前のモヤモヤや、心がふるえた記憶。   

それって全部、あなたの“感性”のはじまりです。 

  

たとえば、「いただきます」という言葉。   

これは食べ物に“ありがとう”を伝える日本特有のことばだけど、   

実は感性そのものだと思いませんか? 

  

他人や自然、自分自身との“距離感”を大事にする感覚。 

これは、日本語を話す私たちがずっと育んできた、   

世界にも誇れる“美しさ”なんです。 

  

わたしの中の「日本語」は、どんな色をしている? 

  

- 「侘(わび)」「寂(さび)」って何色?   

- 「もったいない」って、どういう気持ち?   

- 「やばい」って、いつ“いい意味”になるの? 

  

…言葉を問いなおすことで、**自分の感じ方の“形”や“色”が見えてくる。** 

  

そしてその感性を知っている人ほど、   

外国語や異文化に出会ったときに「自分の声」で語れるんです。 

  

世界へ向かうまえに、「わたしの感じ方」を知ろう 

  

グローバルって、“英語が話せる”ってことじゃなくて、   

「自分の感じ方を、ちゃんと誇れること」なのかもしれません。 

  

このSensus Primaでは、あなたの中にある   

“まだ言葉になっていない感じ”と出会ってみてください。   

  

まずは、静かな“感性のスタートライン”に立ってみるところから。


🪞Ludens Log(ルーデンス・ログ/課題)  

あなたの『伝えたい美しさ』を10個、
Laptopもしくはスマートフォンのメモ帳に書き出してみよう!

  

 🗾 グローバルを生きるとは、自分のルーツと誇りを知ることから始まる

Iter II. Cogitatio Quotidiana
― 日常のデザイン思考

 

「日常のデザイン思考と、やさしさの設計」 

 

なんでこのドライヤー、風が止まらないんだろう。   

このトースター、目の不自由な人も使えるかな?   

ちょっとした「困りごと」には、未来を変えるヒントがある。 

  

「ふつう」って、誰にとってのふつう? 

  

普段何気なく使っている生活家電。   

よく見ると、誰かにとっては「ちょっと不便」だったり、「わかりにくい」ことってありませんか? 

  

- 高齢者にはボタンが小さすぎる   

- いろんな言語を話す人には、表示が意味不明   

- 視覚や聴覚にハンディがあると、操作がむずかしい 

  

この章では、ユニバーサルデザイン=みんなにやさしい設計の視点で、   

身近な道具を見直してみましょう。 

  

デザイン思考って、特別な人の発想法じゃない。 

  

「文房具が使いにくい?」それ、デザインの出番です。   

「どうすれば伝わる?助けられる?」って考えるだけで、君もデザイナー。 

  

今あるものを“もっとよくしたい”と思う気持ち。   

それに誰かの気持ちを重ねてみること。   

それだけで、日常はアイデアの宝箱に変わります。 

  

🪞Ludens Log ① 

身近な家電を“もっとやさしく”デザインしてみよう! 

▸ 自分で選んで: トースター・ドライヤー・炊飯器・リモコン・エアコン etc. 

▸ この4つの視点でリデザイン   

1. 誰かの“困りごと”を想像する(共感) 

2. どこが原因?(問題発見) 

3. どう変えたら楽しくなる?(発想) 

4. どんな形がいい?(工夫・提案) 

  

️ 例:おしゃべりする掃除機  

 目が見えづらくても「今から吸い込みます」「完了しました」と声で教えてくれる掃除機。見た目はシンプルだけど、声があるだけで安心感がまるでちがう。 

  

🪞Ludens Log ② 

やさしさが隠れてるデザイン”を見つけよう!

あなたが気づいた「やさしい工夫」を 3つ、日常から探して書いてみよう。   

表示・素材・音・手触り・光…どんな工夫に感動した? 


 

🌱デザインは、やさしさの“翻訳”でもある。 

それに気づける人は、きっと未来の使いやすさも描ける人。 

Iter III. Signum Affectiva  

こころの印(しるし)としてのブランド 


💡“ ブランド ”=約束と信頼のしるし
 

「あのロゴ、なんか好き」   

その“なんか”の中に、きっと物語がある。 

  

👕 ブランドって、気持ちが形になったもの。 

  

例えば、好きなアパレルブランドをひとつ思い浮かべてみてください。   

名前、ロゴ、色、タグ、ちょっとした手触りまで——   

その全部が、“誰かの想い”を形にしたものです。 

  

でも、本当のブランドは「かっこいい名前」じゃない。   

それを選んだ人が、   

「これが好き!」「これが私に合ってる!」って感じた心の動きが   

本当のブランドの“正体”かも知れません。 

  

💭 例えば、こんなブランドがある 

 

🌍 海のプラスチックを再利用してスニーカーを作る   

♻️ リサイクル素材しか使わないラグジュアリーブランド   

👕 洋服に「物語」が縫い込まれていて、買った人と“交換日記”みたいにつながるアパレル 

どれも、自分たちの想いを“見える形”で世界に届けている。   

それって、すごくパワフルなことだと思いませんか? 

  

🎨 自分の想いを、形にして、届ける。 

  

例えば、 

「この服、見た瞬間に“あの人っぽい”って思った」   

「このアイコン、なんか安心する」   

「このカラーは、今の私の気分にぴったり!」 

  

そう思った事がある人は、もう“意味を感じ取る力”を持っているし、   

きっとこれから“意味を創る力”も伸びていきます。 

  

ブランドを創るって、“気持ちを翻訳する”事かも知れない。  

そして、それを“誰かの心に届くしるし”にする。 

  

この章では、そんな“感性の翻訳”をちょっとだけ体験してみましょう。   

何度だって読み返して、   

そのたびに“今のわたしの印”を描き直していいのです🖋️ 


🎒Ludens Log ① わたしのしるしをデザインしよう   

好きな色・言葉・空気感・モチーフなどから「わたしっぽさ」をまとめてみよう!   

- それをもとに、ロゴや名前、タグのような表現を考えてみよう   

- “このしるしで伝えたい気持ち”を一言でまとめてみる 

  

📌 このページは、何度でも描き直していい“こころのしるし帳”です。

  

⚖️Ludens Log② ブランドを守る法律って?   

知る事で、守れる事がある。 

ロゴや名前は“自分の表現”だけど、それはルールの上にある自由です。 

  

まずは、この3つの法律について調べてみよう!   

「商標登録(しょうひょうとうろく)」って何?   

「著作権(ちょさくけん)」ってどういうもの?   

「知的財産権(ちてきざいさんけん)」って何を守ってる? 

  

誰かがつくったものをちゃんと尊重できる人は、   

自分の表現も大切にできる人。 

  

🌍 グローバル社会では「伝える」事と同じくらい「守る」事も大切なんだ。 

Iter IV .Verba de Me 

私の“好き”と言葉たち


好きには、理由がある。 

その理由には、きっと“わたし”がいる。 

 「なんとなく好き」から、「わたしっぽさ」が見えてくる。 

 

- 見た瞬間に“ときめいた色”   

- なぜか目で追ってしまうフォント   

- 言いにくいけど、こっそり気になってる曲   

- よくわからないけど、なんか落ち着く空間 

  

そんな「なんか好き」をちゃんと見つめてみると、   

そこには“わたしらしさ”のヒントがかくれています。   

   

感性を、言葉にしてみる   

言葉を、自分の地図にしてみる 

それが、この章のテーマです。 

  

「好き」を言語化できる人は、未来の自分にヒントを残せる人 

  

例えば。。進路選択のとき。   

例えば。。自分の紹介文を書くとき。   

例えば。。誰かと「何が大切か」を話すとき。 

  

自分の“感じ方”をちゃんと言葉にできる人は、   

ぶれずに進むための“軸”を持っている。 

  

📖「わたし語」を集めよう 

  

この章では、あなたの“好き”の中にある「らしさ」を、   

言葉やタグにしてストックしていきます。 

  

まずは、問いをヒントに、あなたの感性にラベルをつけてみましょう。 

  

- 🗨️ 色にすると、どんな色?   

- 🕊️ 音であらわすと、どんな音?(静けさ/にぎやかさ/水の音…)   

- 📚 好きな言葉や言い回しは? なぜ?   

- 🌸 それを選ぶ時の気分はどんな気分? 

  

 💡 言葉は、“わたし”を発見するセンサー。   

そしてそれは、誰かと出会うときの優しい案内板にもなる。 

  

✍️Ludens Log ① 自分だけの「Verba de Me(わたし語)」リストをつくろう   

- 好きなもの・音・言葉を “意味”とセットでストック   

- 新しい自分に出会えるたび、何度でも更新OK! 

  

🔍Ludens Log ②「好きって何だろう?」を他の人に聞いてみよう   

- 友だちにインタビューしてみる   

- 「その好き、いつから?」「どこが好き?」など気になるポイントを深掘り 

 

🌍 他の人の“Verba de Me”を聴くと、自分の「言葉」ももっと広がる。   

それが“感性の対話力”の第一歩。 



Iter V – Epistula ad Futurum 

— 時間をこえて、わたしを励ます言葉

  

「この言葉、いつかの自分に届けたい」   

そう思ったときから、手紙は未来へ旅をはじめている。 

  

🕰️“未来への手紙”って、何を書くの? 

  

それは「将来こうなりたい」っていう目標じゃなくてもいい。   

むしろ、何も決まっていない今だからこそ書ける言葉があります。 

  

- 今、何にときめいてる?   

- 誰かに感謝したい事って?   

- 今の自分が「がんばってるな」って思える瞬間は?   

- 不安や迷いも、全部、正直に書いてもいい 

  

手紙にする事で、気づかなかった“わたしの今”が見えてくるんです。 

  

🌍 紙じゃなくていい。言葉があればそれでいい。 

  

「未来に届けたい」って思った時点で、それはもう手紙。   

   

スマホでも、デザインツールでも、スクショでも。   

どんな方法でも、気持ちを残す事ができれば、それは未来のわたしへの贈り物。 

  

Canvaやスマホのメモ、好きなフォントで遊んでもOK!   

言葉のデザイン=あなたの“感性の記録”です。 

  

🎒Ludens Log – 未来と、静かに向き合うチャレンジ 

  

✍️① Epistula ad Me Futurum(未来のわたしへの手紙)を創ろう  

- 今の気持ち、好きな事、ちょっとだけ不安なことも書いてOK   

- Canva・Word・メモアプリ・音声メモなど自由な形で   

※日付を残す事だけ、忘れずに! 

  

💡おすすめテーマ例 

- 「今、好きなものと、その理由」   

- 「“大丈夫”って言ってあげたいこと」   

- 「今のわたしから“これだけは忘れないでね”って言いたい事」   

  

📩② 手紙を“しまっておく”場所をつくろう   

- Google Driveなどクラウド保存でも   

- スマホの非公開フォルダに入れても   

- 親しい人に「これ、1年後に読んでいいよ」と預けてもOK 

  

💭 あなたの言葉は、未来のわたしをそっと支える“コンパス”になる


🎮Ludens Digitale

(ルーデンス・ディジターレ) 

意味:遊ぶように学ぶデジタル世界    

サブタイトル:「遊びながら、感じながら、未来を創る」 

 

このページでは、「今すぐ使える」「自分らしさを発揮できる」デジタルツールを紹介します。   

学校の授業とはちょっと違う、“遊び心のある学び”=Vita Ludensを体験してみませんか? 

 

  

🟣 Canva(キャンバ) 

 あなたの“伝えたい”を、カタチにできる魔法のツール。 

Canvaは、プレゼン資料やSNS投稿、ポスターやカードまで、直感的にデザインできる無料ツール(有料版もあり)です。   

テンプレートが豊富で、色やフォントのセンスも自然と身につきます。 

🧩 おすすめの使い方   

- 自己紹介カードやビジネスカード(名刺)の作成   

- ワークショップのビジュアル資料づくり   

- 感性を表現する詩や言葉のポスター化 

 🎨 生成AI機能も搭載!   

画像生成や背景除去など、AIの力で“想像”を“創造”に変える体験ができます。 

  

🟢 Copilot(コパイロット)  

あなたの“考える”を支えてくれる、言葉の相棒。  

Copilotは、質問に答えるだけでなく、一緒に考えたり、文章を整えたり、アイデアを広げたりできるAIです。   

感性教育や哲学的な問いにも寄り添ってくれる、“デジタルの哲学カフェ”のような存在。  

🧩 おすすめの使い方 

- Web制作や構成の相談   

- ライティングや表現のアドバイス   

- 哲学カフェごっこや、問いの深掘り 

✨ 生成AIの魅力も満載!  

画像生成、詩の創作、コードの提案など、多様なニーズに応えてくれる万能型AIです。 

  

🔵 JIMDO(ジンドゥー)  

コードが分からなくても、自分のWebページが持てる! 

JIMDOは、AIビルダー機能を使って、質問に答えるだけでWebサイトが完成するツールです。   

デザインもSEO(検索対策)も自動でサポートしてくれるので、はじめてのWeb制作にぴったり。 

🧩 おすすめの使い方 

- 自己紹介サイトや作品ポートフォリオの作成   

- クラスや部活の活動記録ページ   

- ワークショップの告知ページ 

 ⚙️注目の機能 

- AIビルダーによる自動構成   

- SEO対策(検索に強いサイトづくり)   

- スマホ対応のレスポンシブデザイン 

  

📌 掲載について 

Canva・Copilot・JIMDOには無料プラン(Play/Free)があり、 

商用利用や教育目的での紹介も問題ありません。 

🪶最後に 

  

“感性の地図”

を歩いてきたこの旅で、あなたが見つけた

「わたしの眼差し」「わたしの言葉」 
 

その全てが、この手紙に込められています。 

 

🌱未来を待つんじゃなくて、未来に“種”を植える時間。 それが、

Ludens Map

(ルーデンス・マップ)    

「自分の感性や言葉で描く“未踏のルート”」

 

In Progressione Ludens 

(イン・プログレッシオーネ・ルーデンス)   
  

Playful steps toward the next map piece 

(地図の次のピースをつくる、たのしい歩み)